ISO50001発行の経緯

ISO50001の誕生は、2007年6月に米国が国際標準化に関する提案を行ったことから始まりました。この提案は、ISO/TMB(技術管理評議会)の第40回会合で正式に受理され、2007年11月に開催されたISO/TC/PC204の会合の中で米国とブラジルから規格原案が共同で提案されました。通常、規格の正式発行は、提案から3、4年かかりますが、ISO50001も、提案から4年をかけて発行に至っています。

その流れを見てみると、2008年2月にNWIP(New Work Item Proposal:国際規格提案)が承認、2008年月WID(Working Draft:作業文書)が発行、配布、2009年6月にCD(Committee Draft:委員会原案)が発行、配布、2010 年3月にはドラフトの国際規格であるDIS(Draft International Standerd:国際規格案)が発行、配布され、2010年8月にDISの投票は締め切られました。

その後、2011年3月にFDIS(Final Draft International Standerd:最終国際規格案)が発行、配布され、2011年6月15日にISO50001 が発行されました。

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