構築準備:プロジェクトの編成とコミットメント
EnMS構築においては、まず第一に、プロジェクトチームを編成、設置し、EnMSに関連する情報の収集を行い、事前準備を行うことが始まりです。
プロジェクトチームの編成としては、全体を統括する管理責任者、エネルギーに詳しい技術者、また社内規程や文書に詳しい法務部に所属する者、組織全体を把握している管理部に所属する者等、組織を横断的に編成していくことが望ましいでしょう。
【プロジェクト組織の編成例】
プロジェクトチームは、構築稼働開始後には、出来る限り、そのままのメンバーを中心に、実運用組織に移行し、「エネルギーマネジメントチーム」として活動していくことが望ましいため、プロジェクトメンバーは、その後のEnMSの継続、維持向上に長期的に関わることのできるメンバーを選出することが重要なポイントと言えます。
2011年9月 7日 01:57 | カテゴリー: <020>ISO50001PDCAの手引