PDCA -Check- EnMSの内部監査

内部監査については、「ISO19011」という監査の体制を確立し実施するためのガイドラインがあります。ISO50001の中では、内部監査の実施に関しての内容は規定されていないため、内部監査の仕組みを構築するには、このISO19011を参考にすると良いでしょう。
ISO19011において、内部監査とは「監査基準(方針・手順・要求事項)が満たされている程度を判定するために、監査証拠を収集し、それを客観的に評価するための体系的で、独立し、文書化されたプロセス」と定義しています。


【ISO19011に基づく監査活動の基本的な流れ】

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ISO50001 におけるEnMS内部監査は、規格の要求事項や法規制等の要求事項、組織が策定をしたEnMSの手順等の「監査基準」に基づいて、記録の確認や、インタビュー等などにより「監査証拠」を収集し、EnMSの適合の度合いと有効性を判定するために実施されるプロセスということになります。