ISO14001とISO50001の違い

ISO14001とISO50001における相違点は、規格の中の『計画』における「エネルギーレビュー」、「エネルギーベースライン」、「エネルギーパフォーマンス指標」の部分と、『実施及び運用』の中の「設計」、「エネルギーサービス、製品、設備及びエネルギーの調達」の部分です。
ISO50001の計画における「エネルギーレビュー」の部分は、ISO14001の「環境側面」にあたります。
ISO14001もISO50001も、マネジメントシステムのフレームワークは共通であるため、ISO14001を既に取得している組織においては、現在の環境評価手順に「エネルギーレビュー」、「エネルギーベースライン」、「エネルギーパフォーマンス指標」の要素を加え、また「設計」と「エネルギーサービス、製品、設備及びエネルギーの調達」を追加することにより、現在の環境マネジメントシステムを活かしたエネルギーマネジメントシステムの構築が可能となります。

knowledge002-1_chigai.jpg